イーロン・マスク氏が、 メタ・プラットフォームズのマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者（ＣＥＯ）とローマで「ケージマッチ（金網リングの中で行われる格闘技の試合）」を行う計画をまとめていると主張したことを巡り、ザッカーバーグ氏はそうした試合を「自分は固唾（かたず）をのんで待っているわけではない」と述べ、合意を否定した。
ザッカーバーグ氏はメタが運営する「スレッズ」への 投稿で、「私はこのスポーツが大好きで、イーロンが私に挑んで以来、闘う準備をしてきた」と説明。「彼が実際の日程に同意することがあれば、私から公表する。それまでは、彼が何を言っても合意したものではないと受け止めてもらいたい」とした。
マスク氏はＸ（旧ツイッター）への 投稿で、ケージマッチはＵＦＣのようなプロ団体ではなく、自身とザッカーバーグ氏がそれぞれ率いる組織が監督し、メタおよびＸでライブ配信されると説明。「私はイタリアの首相と文化相と話した。壮大な場所で行うことについて彼らは同意した」としている。イタリア文化相はこのイベントについてマスク氏と話したことを認めた。
マスク氏は、ケージマッチの収益が全て退役軍人のための事業に寄付されると 説明したが、具体的にどの団体に贈られるかは言及しなかった。
Ｘと直接競合するスレッズのサービスが７月に開始して以来、Ｘのオーナーであるマスク氏（52）とザッカーバーグ氏（39）の競争は激化している。スレッズは開始から１週間足らずでユーザー数が１億人に 達した。
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原題： Zuckerberg Says He’s ‘Not Holding My Breath’ for Musk Cage Match（抜粋）
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