2023年09月07日16時42分
【ワシントンAFP=時事】ジョー・バイデン米大統領(80)は今週、妻のジル夫人の新型コロナウイルス感染が発覚したにもかかわらずマスク着用を怠り、批判を浴びている。(写真は米ホワイトハウスで行った港湾労働者の労働協約に関する演説中、マスクを手に取るジョー・バイデン大統領)
2024年大統領選で再選を目指すバイデン氏は、マスク着用ガイドラインを一笑に付すことで、パンデミック疲れを起こしている国民との距離を縮めようとしているかのようだ。
バイデン氏は5日、ホワイトハウスで行われた80代のベトナム戦争帰還兵の叙勲式で、受賞者の首に勲章をかける際にマスクを外した。
4日にはジル夫人が新型コロナ検査で陽性と判明。叙勲式の数時間前には側近らが、大統領は人前での着用など、米国のマスク着用ガイドラインに従うと述べていた。
バイデン氏は6日にも、港湾労働者の労働協約に関する演説の場に黒いマスクを振りかざして登場。
冒頭のあいさつで「きょうも検査を受けたが、すべて異常なしだ。しかし、10日ほどマスクを着けなければならないと言われ続けている」と述べた。さらに、にやりと笑いながら「でも、マスクを着けずにここに登場したことは彼らには言わないでほしい」と付け加えた。
バイデン氏は米国のパンデミックからの回復をアピールしているが、ここ数週間の感染者数と入院患者数は増加している。
カリーヌ・ジャンピエール大統領報道官は、バイデン氏の20か国・地域(G20)首脳会議(サミット)に出席する計画に変更はないと説明したが、他の首脳と対面する際にマスクを着用するかどうかは明らかにしなかった。【翻訳編集AFPBBNews】
〔AFP=時事〕
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