「写真を撮ってすぐに『ああ、ついやってしまった、気づかれたらクビになる』と思い直し、画像をその場で消しました」
なお、マスクはオフィスでセレブのような振る舞いを見せたことはなく、2022年4月時点で世界長者番付の首位に立つ人物ながら「普通のいいヤツ」だとメドロックは評価した。
ポッドキャスト番組「ジ・アイスト・カフィ・アワー(The Iced Coffee Hour)」の該当配信。
The Iced Coffee Hour YouTube Official Channel
【新発見2】マスクとの仕事は「楽しい」。気に入られた場合の話だが…
メドロックによれば、マスクの経営者としてのスタンスは仕事を任せて口を出さないのが基本ながら、ときに威圧的な態度をとることもあったという。
「イーロンの(細かいところまで逐一指示を受ける)マイクロマネジメントのターゲットになったら、それは退社への一本道と言っていいでしょう」
【新発見3】マスクの車に関する知識の深さに驚いた
メドロックはテスラ入社前に6、7回のインタビュー面接をクリア。採用プロセスの最後の相手がマスク本人だった。
「イーロンは(米決済大手ペイパルのトップを務めるなど)自動車業界出身でもないのに、核心を突く良い質問がいくつも飛んできました」
マスクは初対面にもかかわらず話しやすい相手で、この最終面接を経て入社が決まったという。
【新発見4】マスクは「きわめて規律正しい」が、職場での「社交性はゼロ」
「イーロンは話す必要があるときはきちんと話すのですが、他愛ないおしゃべりに加わることは絶対ありませんでした。会議でも無駄話は一切ナシ、常に単刀直入に本題に入ります。従業員に冗談を飛ばしたりする姿を見たことがありません」
【新発見5】マスクが家族といるときに近寄るのはご法度
子どもが9人いるとされるマスクは、家族と過ごす時間を何より優先する人で、そんな上司の姿をメドロックは称賛する。
「イーロンが子どもたちと一緒にいるときは、従業員の誰もが気を遣って、あえて話しかけに行くような人はいませんでした」
【新発見6】マスクは個人のメアドを惜しげもなく教えていた
「イーロンは当事者から直接生の情報を得たいと考える人物でした。だから、人前でもよく堂々と個人のメールアドレスを教えていました」
メドロック自身、いまだに直接連絡可能なマスクの個人メールアドレスが手元にあるという。
「イーロンはフィルターのかけられた情報や、くだらない情報を受け取るのを嫌がります。愛するのは真実だけなんです」
【新発見7】気に食わない発言をしたらその場でクビに
メドロックはテスラに入社してから間もなく参加した会議で、ある従業員がマスクと意見対立する場に居合わせた。そして、彼がその従業員を見かけることは二度となかったそうだ。
「イーロンに反論してはいけません。彼が会議の最後に立ち上がって、『これが我々の進むべき方向だ』と言ったら、会議はそれで終わり。その方向に進んでいくのが得策です。
イーロンは口答えする相手ではありません。そんなことをすれば追い出されるだけです」
Insiderはメドロックの発言についてテスラにコメントを求めたが、返答はなかった。
からの記事と詳細 ( イーロン・マスク「知られざる社内の行動」元部下の新証言。口答えは即クビ、家族最優先、無駄話はゼロ - Business Insider Japan )
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