[11日 ロイター] - 米実業家イーロン・マスク氏は11日、自身が立ち上げた人工知能(AI)企業「xAI」が対話型AI「Grok(グロック)」を今週からオープンソースにすると発表した。自身が所有する短文投稿サイトX(旧ツイッター)に「今週、xAIはGrokをオープンソースにする」と投稿した。
マスク氏は2015年に共同で設立したものの、3年後にたもとを分かっていた対話型AI「チャットGPT」を開発した米新興企業オープンAIや米グーグルに対抗し、マスク氏は「xAI」を昨年設立。「Grok」をXの有料プラン「プレミアム+(プラス)」利用者向けに昨年12月から提供していた。
マスク氏は今月上旬、現在は米マイクロソフトが出資しているオープンAIを相手取って訴訟を起こした。オープンAIは、マスク氏が営利目的の事業体を設立する計画を支持し、自身が最高経営責任者(CEO)を務める米電気自動車(EV)メーカーのテスラと合併させて「ドル箱」企業にすることを望んでいたと示す電子メールを公開した。
米メタ・プラットフォームズ(META.O), opens new tabや、フランスのAI新興企業ミストラルAIはオープンソース型のAIモデルを抱えている。グーグルも外部開発者が独自に発展させることが可能なオープンソース型のAIモデル「Gemma(ジェマ)」を公開している。
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