資産家イーロン・マスク氏のソーシャル・メディア・プラットフォーム「X(旧ツイッター)」で、テロ組織や制裁対象者が有料サービスのアカウントを使って収益化している可能性があるとして、米民主党下院議員2人が調査している。
ラスキン下院議員とゴールドマン下院議員はレバノンの親イラン民兵組織ヒズボラの上級幹部や、イランのニュースメディア、ロシアの国営メディアがそうしたサービスに加入し利用しているとの報道を指摘。
「事実であれば、テロ組織や米財務省が制裁対象に指定した人物による金銭取引を可能にすることで、Xは米制裁法に違反しているため、重大な問題となる」と2議員は11日、下院監視・説明責任委員会のコマー委員長に宛てた書簡で述べた。
両議員はこの問題に関する公聴会を「速やかに開く」よう求めている。
Xは法的責務を順守するために「強固で安全なアプローチ」をとっていると、同社広報担当者は回答した。
原題: Musk’s X Scrutinized by Democrats Over Terror Group Questions(抜粋)
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