重大発言だ。女子プロレス「スターダム」の〝闇の黒虎〟スターライト・キッドが、代名詞とも言える虎のマスクを脱ぐ可能性があることを明かした。
4月27日横浜大会で極悪軍団「大江戸隊」を追放されてから、中ぶらりんな状態が続いている。無所属となったキッドに真っ先に救いの手を差し伸べたのが「コズミック・エンジェルズ(CA)」率いる中野たむで、これまで4大会でCAとの共闘が実現した。
一方、かつてキッドが所属した「STARS」の岩谷麻優も「いつでも戻ってきていいよ」とラブコールを送り、11日の千葉大会でチームを結成。実力と抜群の人気を誇ることから〝黒虎争奪戦〟が起こっている。
当の本人はいまだ新たな所属先を決めかねているが、「自分でユニットを選ぶとか、道を選ぶことをしたことがなかったので、こういう機会が新鮮。(6日の『ALL TOGETHER』で)なつぽいとも初タッグが組めて楽しかったし」。しばらくは無所属として活動することを決め、今後は別のユニットと組むことも増えそうだ。
ただし、移籍先候補は団体内だけにとどまらない。「そこから一緒にやるユニットが見つかるかもしれないし、また別の道とかも考えなきゃいけないかなって思っていて。私はベビーもヒールも経験してきて(米団体)スパーク女子のベルトも持っている。海外武者修行じゃないけど、他団体ユニットもそうだし、もしくは自分から動いて何かをつくり上げるとか。正直、リーダーとかって面倒くさいが勝つんだけどね」。
長期的な海外マット参戦だけでなく、新ユニット設立の考えもあるという。さらに「最悪な場合、武者修行から帰ってきてマスクがなくなっているかもしれないし。もしかしたらスターダムで埋まっちゃうなとか思ったら、また新たな姿に変えないといけないかも」と示唆した。
キッドは2015年10月にマスクウーマンとしてデビュー。自身のSNSでは手で口元だけを隠した写真を頻繁にアップし、また21年2月のワンダー王座戦では当時の王者・ジュリア(現マリーゴールド)の手でマスクにハサミを入れられたことがあるが、一度も素顔をさらしたことはない。
「いろいろな選択肢が自分の中にあります」という黒虎の決断は――。
からの記事と詳細 ( 【スターダム】S・キッド マスク脱ぐ可能性も示唆…悩める進路「いろいろな選択肢が自分の中に」 | 東スポWEB - 東スポWEB )
https://ift.tt/V5uRsmC
No comments:
Post a Comment