国内でも感染爆発状態の様相を見せる新型コロナウイルス。インフルエンザや花粉症も重なり、マスク需要は狂乱状態が続く。ネット通販・オークション各社はマスクの買い占めや高額転売を防ぐ手だてを取るが、姑息(こそく)な“抜け道”も存在した。一方、小売店では意外な売れ残り商品が入手可能で、専門家は「洗えるマスク」の活用も推奨する。
東京都内のドラッグストアやスーパーではいまだ供給が追い付かず、多くの店で入荷のめどが立っていない旨を伝える貼り紙が掲示されていた。
菅義偉官房長官は12日の記者会見で「週1億枚以上マスクを供給する」と宣言したが、衛生用品大手のユニ・チャームは、「すでに1月から24時間体制で生産ラインをフル稼働させているが、まだ需要に供給が追い付かない」(広報担当者)と漏らす。
消えたマスクの一部は「転売ヤー」に渡り、ネット上で定価の10倍近くの値段で売られるケースが続出した。
フリマアプリ大手「メルカリ」は、常識的な価格を逸脱したマスクの取引について出品の削除などを行い、ネットオークションサイト「ヤフオク!」も不当なマスクの出品などを禁止する措置を取っている。
ネット通販大手「アマゾン」では、50枚入りマスクの本体価格を1500円として、配送料を2万円という超高額に設定する出品者もいた。
全てのマスクが品薄状態でもないようだ。ディスカウント店大手「ドン・キホーテ」の都内の店舗では、ほとんどのマスクが品切れだったが、派手なデザインが特徴の「ファッションマスク」は売れ残っていた。価格は1枚約1500〜2000円と高めだが、手洗いして使い回せるという。21日時点で店頭に残っていたのは、ほぼSサイズだったが、男性の記者も着用可能だった。
問題は衛生面と効果だが、山野美容芸術短期大学客員教授で医学博士の中原英臣氏は「衛生上の問題はない。洗濯する前に5〜10分ほど熱湯に浸すとなおいいだろう。効果は商品によって異なるが、内側に2重か3重に折りたたんだガーゼを当てれば安心だ」とアドバイスし、こう続ける。
「マスクは、すでに感染した人が周囲へ飛沫(ひまつ)を拡散させないように着用することに大きな意味がある。まだ感染していないならば、そこまでナーバスになることもない」
やはり最重要は、手洗いとうがいということだ。
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February 28, 2020 at 05:00AM
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