新型コロナウイルス感染症の拡大でマスクの需要が高まり、マスク不足が続く中、会津美里町高田の「門前横丁 美里蔵」にあるハンドメード雑貨店「ｃｏｌｌｅｃｔｓｈｏｐ Ｃｈａｐｐｙ（コレクトショップ チャッピー）」は、会津木綿の手作りマスクを販売している。
マスクは、高田インフォメーションセンター職員の渡辺せい子さん（５５）が製作している。手芸が好きで、日ごろからトートバックなどを作っているという渡辺さん。マスク不足解消に役立てばと２月から製作と販売を始めた。
生地に伝統織物の会津木綿を使用。裏側はガーゼと縫い合わせることで肌触りが良くなり、立体的に作ることで呼吸しやすいものに仕上げた。サイズを調節して使えるよう、ゴムを付けずに販売している。
マスクは洗って再利用可能。使用後は、手洗いして軽く絞ってから干すよう薦めている。
渡辺さんは「おしゃれなものは気分も上がる。楽しんで着けてほしい。大量に作ることはできないが、しばらくは製作を続けたい」と話した。
使用者の同町応援サポーターの佐藤孝一さん（６９）は「通常のマスクは抵抗があるけど、（会津木綿のマスクは）着け心地が良くて気に入っている。周囲からの評判もいい」と満足そうに話した。
販売は同店のみ。手作りのため販売枚数は日によって異なる。会津木綿のマスクは一つ５００円。手作りのガーゼマスクも販売している。同店の営業時間は午前９時～午後５時。定休日は火曜日。
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March 22, 2020 at 06:48AM
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会津木綿「手作りマスク」販売 マスク不足に雑貨店・渡辺さん - 福島民友
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