すっかりマスク姿がデフォルトの装備となってきた昨今ですが、オッサンであるワタシでももうちょっとクールなデザインのマスクを装着したいと思っていました。そんなことを考えながらSNSを眺めていたときに、ヘビーデューティーなバッグにファンが多いバンナイズからマスクカバーが発売されたことを知り、即行で全種類購入しました。と言うわけで製品レビューをお届けしますよ!
先にバンナイズについて説明しておくと、バッグ、スマホケース、PC・タブレットケース、DAPケース、デジカメケース、各種ケース(傘・ボトル・バッテリー・電子タバコなど)、その他(財布、コインケース、ステーショナリーなど)と数多くの製品を開発、製造、販売しているメーカーです。
バンナイズの本社所在地は徳島。渋谷店もありますが、5月、6月は臨時休業しています。7月以降の営業については同社ホームページをご確認ください
バンナイズは基本的に、社長であるteddy/多田浩さん自身がほしいものを作るという出発点から全製品を開発しており、どの製品にも作り手のこだわりが詰まっています。バンナイズの物作りのこだわりについては、下記の動画記事でご覧ください。
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さてレビューに戻ります。ストレートなネーミングの「マスクカバー&マスクにもなります」は立体縫製のマスクカバーです。素材はナイロン・ブラック、デニム、ビンテージブルーデニムの3種類が用意されています。
最初に重要なことをお伝えしておきますが、ナイロン・ブラックは防水で通気性がなく、デニム、ビンテージブルーデニムは綿100%なので通気性があります。あとで理由を説明しますが、一般的にはデニム製のほうが使いやすいと思います。
上が「マスクカバー&マスクにもなります(ナイロン・ブラック)」(VE215-BK)、左下が「同(デニム・デニム)」(VE215-DM)、右下が「同(デニム・ビンテージブルーデニム)」(VE215-VBDM)。価格はすべて税別1800円です
使い方、手入れ方法、使用上の注意が書かれたマニュアルが同封されています
本製品は使う前にゴム紐を結ぶ必要があります。これは頭の大きさに合わせてゴム紐の長さを調整するための配慮です。最初からカラーゴム紐などを使って、カスタマイズを楽しんでもよいかもしれません。
まずは軽くゴム紐を結んで装着感を試してみましょう。ちょうどよい長さに調節できたら、強めにゴム紐を結んでマスクのガイド内に収納します
「マスクカバー&マスクにもなります」には複数の使用方法があります。ひとつ目はサージカルマスクなどの上から本製品を装着すること。多少サージカルマスクがはみ出ますが、見た目はかなりスッキリしますね。
一般的なサージカルマスクでもはみ出しはごくわずかです
ふたつ目はサージカルマスクを本製品のポケットに内蔵すること。サージカルマスクのヒモをカットして、端を少し折り曲げればピッタリとセット可能です。この利用スタイルが一番スマートですね。
プリーツ型のマスクならサイズを縦に調整できるので、「マスクカバー&マスクにもなります」のぎりぎりにセットできます
3つ目はティッシュやキッチンペーパーを本製品のポケットに装着すること。もちろん性能はサージカルマスクに及びませんが、手に入らない場合の代用品として重宝します。なお、もしフィルターなどを装着する場合には、信頼できる販売店から購入しましょう。
ティッシュペーパーやキッチンペーパーでどの程度の効果があるのかは正直わかりません。しかし、サージカルマスクを入手できないときの代用品として、入手性が高く、安価なティッシュペーパーなどを活用できるのは大きなメリットです
実際に「マスクカバー&マスクにもなります」を使ってみた「個人の感想」ですが、サージカルマスクの上に本製品を装着すると、率直に言えば少し呼吸がしづらくなります。でも、それは不快ではなく、むしろ安心さとして感じました。マスクとしての性能については医学的知識のない筆者が安易に語ることはできませんが、厚手の生地がサージカルマスクにプラスされるので、ある程度の性能の向上は期待できると思います。
また、ティッシュペーパーをセットしたときに感じたことですが、立体縫製のおかげでかなり口の前に空間があり、唇がこすれてかゆくなることがありませんね。女性の場合は口紅がつきにくいというメリットもありそうです。ティッシュペーパーならたとえ口紅がついても気兼ねなく交換できるのも嬉しいところでしょう。
さて、本製品には大きく分けてナイロンとデニムの2種類の素材がありますが、両者には使い勝手に大きな違いがあります。前述の通りナイロン製は防水で通気性がないので、顔にピッタリと装着すると呼吸ができません。具体的に言うと、呼吸に合わせてマスクがふくらんだり、へこんだりしてしまいます。というわけでナイロン製は、サージカルマスクをしっかりと装着したうえで、その上から少し鼻の上のすき間を空けて利用する製品だと思います。
ナイロン製は正面からの異物の侵入を防いだり、自分の飛沫の飛散を抑制することには向いていますが、一般的な用途ではデニム製のほうが使い勝手がいいと感じました。
すべての「マスクカバー&マスクにもなります」には形状保持のためのノーズワイヤーが内蔵されています
ナイロン製を完全に顔に密着させてしまうと、息を吸ったときに全体がふくらんだり、へこんでしまいます
繰り返し利用できることを謳った布製マスクはたくさんの種類が発売されていますが、サージカルマスク、ティッシュペーパー、キッチンペーパーと組み合わせて使うことを前提にした「マスクカバー&マスクにもなります」は、使い勝手のよさとデザイン性の高さが大きなアドバンテージです。もちろん洗って繰り返し使えますし、ゴム紐がへたったら交換できるので、長期間活用できることでしょう。
ワタシは医学的知識が乏しいので性能面で本製品を推すことはいたしませんが、サージカルマスクと組み合わせて利用するアイテムとして末永く愛用したいと思います
基本はデニム製をローテションして使いますが、ナイロン製は雨の日にサージカルマスクを濡らさないための防水カバーとして活躍してもらおうと思っています
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May 04, 2020 at 01:30PM
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緊急事態宣言下でもクールに過ごしたい、バンナイズのマスクカバーを試してみた - Engadget日本版
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