ウィズコロナの時代に装いのアイテムとして、アパレルや総合スーパーなどでマスクのラインアップ化が始まっている。ユニクロ「エアリズムマスク」やエドウイン「COOLデニムマスク」のようなひんやり系のマスクのほか、色や柄で服とコーディネートを楽しめる三陽商会の布マスクなど、様々なタイプのマスクが登場している。なかでも注目されるのがスポーツメーカーのマスク。繰り返し洗って使え、デザイン性や機能性に優れた素材のものが多い。運動だけなく、普段使いもでき、予約販売を始めるとすぐに完売してしまう状況が続いている。
ゴルフのプレーや移動時に使いたいアンダーアーマー
アンダーアーマーが販売するのが、「UAスポーツマスク」だ。価格は3000円(税別)と市販のマスクのなかでは高価だが、素材や縫製には同社のウエアと同様の質感があり、立体構造の本体や耳にかける部分などにアンダーアーマーらしいデザインが施されている。
発売元のドームによれば、「通常のマスクでは息苦しさがあり、運動時に着用できるものがほしい」というアスリートの課題を解決するために生まれた商品だが、普段着のカジュアルな装いにもフィットしそう。特にゴルフのプレー中や移動時に着用するとカッコよく、気分も上がりそうだ。
現在、カラーは黒一色のみ。「日本ではマスクは白のイメージが強いが、カラーやデザインなど、多様なものが出てきており、少しずつ受け入れられ、コーディネートできるようになってくる」(ドーム・ブランドマーケティング部の小宮亮介氏)とみている。米国では、複数のカラー展開があり、日本への導入も期待されている。
サイズは4種類。鼻筋の中心から耳までの長さを計って選ぶ。実際に着用してみると、サイズがぴったりなので、フィット感が良好。息がマスク上部から漏れにくいので眼鏡が曇らないのも有難い。3層構造の生地はやや厚めだが、内側の冷感素材のため、ひんやりとした感触がある。また通気性のよい素材が使われているほか、立体構造で鼻から口の辺りに空間が保たれているので呼吸がしやすい。
6月に予約販売を始め、予定数を完売。10月からはネット販売のほか、スポーツ量販店などで販売を始める予定だ。
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July 20, 2020 at 01:00AM
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スポーツマスク続々 冷感・蒸れない…普段使いも新鮮|Men\'s Fashion|NIKKEI STYLE - 日本経済新聞
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