新型コロナウイルスの影響で、マスクをつけることが日常となりつつある中、企業の間では、マスクを宣伝や広告の手法として活用する動きが広がり始めています。
大阪・ミナミのたこ焼き店では、店が用意したシールを客がマスクに貼ると、たこ焼きを１つサービスするキャンペーンを始めました。
直径３センチの円い形のシールには、店名とキャラクターが描かれていて、客が帰宅するまでの間、周囲への宣伝効果が期待できるとしています。
また大阪市内のカプセルホテルも、ホテルの名前が入ったシールをマスクに貼った宿泊客には、夜食用としてカップ麺を無料で提供し、ＰＲに力を入れています。
さらに、駅前などで広告の入ったティッシュペーパーの代わりに、マスクを配布する動きも広がり、東大阪市の印刷会社では、広告入りマスクの出荷に追われています。
広告入りマスクの出荷は例年、冬場から花粉症の季節が終わる５月ごろまででしたが、ことしは夏場に入っても、企業からの注文が増えているということです。
印刷会社アズマの谷本崇営業部長は、「広告入りマスクは企業のイメージアップにつながるので、今後は通年で受注が入ると見ている」と話していました。
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July 26, 2020 at 10:37AM
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