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Tuesday, August 4, 2020

酷暑のマスク、保冷剤はどこまで“使える”のか(ITmedia NEWS) - Yahoo!ニュース

 コロナ禍で誰もがマスクを手放せなくなった初めての夏。7月こそ梅雨前線の影響で全国的に気温は低めでしたが、8月は東日本や西日本で厳しい暑さになる見通しです。マスク着用による熱中症リスクも指摘される中、各社から登場している夏用マスクはどのくらい有効なのでしょうか。今回は保冷剤付きの布製立体マスクを試します。 【画像】保冷剤を入れるポケットは左右独立しているように見えますが、中でつながっていました  試用したのは「洋服の青山」を運営する青山商事が7月に発売した保冷剤付き布マスク「TioTioプレミアム 洗える立体マスク」(以下、立体マスク)。以前から販売していた「抗ウイルス加工マスク」の内側左右2カ所にポケットを取り付け、保冷剤が入るようにしたもので、10gほどの小さな保冷剤が2つ付属しています。保冷剤は、医療機器メーカーとして知られる三重化学工業の製品でした。  マスクのゴムひもは通してあるだけ。輪になっていませんので、購入者が長さを調節できます。パッケージは交換用のゴムひも2本も入っていました。  最初は結び方が分からずちょっと戸惑いましたが、ネットで検索すると動画や図解入りの記事がたくさん出てきたので、その中から“緩みにくい結び方”をチョイス。他にもひもの長さを調節できる結び方などもありました。

夏場は立体マスクがおすすめ

 市販のマスクは、その形状で大きく3つに分けられます。まず、四角くて平らな「平型マスク」。政府の配布マスクのようなガーゼマスクに多いです。  前面が折りたたんだ状態になっていて、装着後に下に引っ張り、広げるのが「プリーツ型マスク」。平型マスクに比べると立体的でマスクと口の間に空間ができるため、平型マスクに比べると呼吸は楽になります。使い捨ての不織布マスクに多い形状です。  そして「立体マスク」は、最初から人の顔の形状に合わせて作ったもので、ガーゼ以外の布マスクに多いです。口元にはプリーツ型マスクより余裕のある空間ができるので口紅をする女性にも支持されています。  今回試した立体マスクは、青山商事がスーツの加工技術を生かした立体縫製で作ったもの。装着すると口元にかなり余裕ができます。とくに夏場はこのスペースはかなり重要で、息苦しさを和らげ、マスク着用時のストレスを軽減してくれます。  これまではフィルター性能と防疫の観点から使い捨ての不織布マスク(プリーツ型)を愛用していましたが、立体マスクを使って認識が変わりました。大きくて暑苦しいと思っていた布マスクのほうが呼吸が楽で、大きさも安心感につながります。ゴムひもを自分で調整すれば、装着時のストレスを緩和できる柔軟さもありがたいです。最近の布製立体マスクを使ったことのない人は、一度試してみる価値があると思います。

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