緊急事態宣言が出される中、神奈川県の黒岩知事は、１５日夜、川崎市の繁華街で外出の自粛を呼びかけるとともに飲食店に対して営業時間の短縮への協力を求めました。
緊急事態宣言を受けて神奈川県は、外出自粛の徹底を呼びかけるとともに県内全域の飲食店に営業時間を午後８時までに短縮するよう要請しています。
黒岩知事は１５日夜、ＪＲ川崎駅近くにある「仲見世通商店街」を訪れ、道行く人にマスクを手渡しながら外出を自粛してほしいと呼びかけました。
その後、商店街にある中華料理店などを訪問し、来店する客の数や感染防止対策などを聞き取ったうえで、「宣言の期間をなるべく短くしたいので、時間短縮をお願いします」と声をかけていました。
このあと黒岩知事は「多くの店が時短営業に協力的に取り組んでいて少しほっとしました。しかし、中には、飛まつが飛びかねない状況で会食している人たちもみられた。感染者の数は前回の宣言の時とはケタが違っていて、宣言がいつまでも解除できないような事態は避けなければならないので、全ての人に外出の自粛を徹底してもらいたい」と話していました。
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