大手半導体メーカー、ルネサスエレクトロニクスは、火災のため停止していた茨城県の主力工場での自動車向け半導体などの生産を17日、再開しました。目標としていた火災発生から1か月となる19日を前に早期の再開を果たした形で、今後は出荷量の回復を急ぐことにしています。
ルネサスエレクトロニクスは先月19日、茨城県の那珂工場で起きた火災で製造装置などが焼け、自動車向け半導体などの生産を一部、停止していましたが、17日午前、生産を再開しました。
会社はこれまで、火災の発生から1か月となる19日までの生産再開を目標としていましたが、17日に再開したことで、早期の復旧を果たした形となりました。
ただ、一部の製造装置の整備にまだ時間がかかることなどから、出荷量が火災前の水準に回復するには数か月かかる見通しで、世界的に自動車向けの半導体が不足する中、供給不足への懸念も出ています。
ルネサスエレクトロニクスは今後、出荷量の回復を急ぐことにしていて、19日、柴田英利社長が記者会見して、今後の生産や供給の見通しなどについて説明することにしています。
からの記事と詳細 ( ルネサス 火災で停止の主力工場で半導体などの生産再開 - NHK NEWS WEB )
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