【ニューヨーク=小林泰明】19日のニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価(30種)の終値は前週末比725・81ドル安の3万3962・04ドルだった。下げ幅は今年最大で、一時、900ドルを超えた。米国で新型コロナウイルスの感染が再び拡大し、インド型(デルタ型)の変異ウイルスも世界的に広がっている。景気の先行きに不透明感が強まり、売り注文が膨らんだ。
ダウ平均は経済活動の再開が順調に進んできたことから、投資家が企業業績の回復に楽観的な見方を強め、前週は最高値圏で推移していた。これまで上昇傾向が続いてきた反動もあり、感染再拡大の不安をきっかけに売りが加速した。
旅客需要や消費が影響を受けるとの見方から、航空機大手ボーイングが約5%安、クレジットカード大手アメリカン・エキスプレスが約4%安と大幅に下落した。原油先物相場の下落を受け、石油大手シェブロンの値下がりも目立った。
IT企業の銘柄が多いナスダック店頭市場の総合指数の終値は152・26ポイント安の1万4274・98だった。
からの記事と詳細 ( 感染再拡大を懸念、NYダウの下げ幅一時900ドル超…終値725ドル安 - 読売新聞 )
https://ift.tt/3kytcPF
ビジネス
No comments:
Post a Comment