ドルの容赦ない上昇に歯止めをかけるための協調介入は不可避だとの見方を、スタンダード・バンクのG10戦略責任者、スティーブン・バロー氏が示した。ドル高抑制のための協調介入は1980年代以来となる。
バロー氏はリポートで、世界の政策当局による協調行動は、米国と一部の国が大反対しようとも、「単に時間の問題だ」と論じた。
ドル高の世界経済への影響に対する懸念は強まっている。通貨バスケットに対するドルの強さを示す指数は今週、2005年のデータ収集開始後の最高値を付けた。ユーロは02年以来、円は1998年以来の安値となり、ポンドは過去最低に沈んだ。
日本は先週、為替介入に踏み切り、イングランド銀行(英中央銀行)は今週、市場安定化のために長期国債の購入を開始した。
バロー氏は世界的な行動は債券市場よりも為替市場で取られる可能性が高いとし、債券購入はインフレ圧力を生むと指摘した。
原題: Coordinated Action to Tame Dollar a Matter of Time, Barrow Says(抜粋)
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