Pages

Tuesday, October 11, 2022

働き手が足りない・マスク着用どう促すか…海外客続々、浮かぶ課題 - 読売新聞オンライン

kuebacang.blogspot.com

 新型コロナウイルスの水際対策が11日から緩和され、観光地ではかつてのにぎわいの回復に向けて期待が高まっている。円安を背景に海外からの予約が殺到している宿泊施設がある一方で、コロナ禍で人手不足が深刻化し、働き手の確保に困るホテルも。外国人客にマスク着用をどう促すかなど感染対策も課題となっている。

 「街に活気が戻ってきた」。東京・浅草で人力車による観光案内を営む「東京力車」の統括責任者、及川唯さん(29)は11日、外国人客が増えてきた街を見つめ、ほおを緩めた。

 同社の人力車は、多いときで1日70~80組が利用していたが、コロナ禍で外国人客が姿を消し、売り上げがほぼゼロの月もあった。及川さんは「これからは英語を使える車夫も増やしたい」と意気込む。

 日本に住む外国人も水際対策の緩和を歓迎する。この日、浅草を訪れたドイツ人の会社員(39)(東京都江戸川区)は「学生時代の友だちが10人くらい日本に来ることになっている。たくさん観光地を案内してあげたい」と再会を楽しみにしていた。

 仲見世通りで浮世絵専門店を営む女性(62)は「円安なので、外国人にたくさん買ってもらい、3~4割に落ち込んだ売り上げが少しでも増えれば」と期待を寄せた。

Adblock test (Why?)


からの記事と詳細 ( 働き手が足りない・マスク着用どう促すか…海外客続々、浮かぶ課題 - 読売新聞オンライン )
https://ift.tt/FgvkOaQ

No comments:

Post a Comment