仕事に役立つ調査データ:
消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
新型コロナ対策のマスク着用が3月13日から緩和され、着用は「個人の判断」に委ねられる。レストラン予約サイトを運営する「ぐるなび」(東京都千代田区)は、飲食店でのマスク着用についての調査を実施。13日以降のマスク着用について尋ねたところ、「常に着用していたい」が35.0%、「必要なときは着用したい」が57.2%、「着用したくない」が7.8%という結果になった。
3月13日以降の飲食店でのマスク着用について尋ねると、「飲食をするときだけ外す」が38.1%で、これまでの調査の52.9%と比較すると約15ポイント減少した。
「飲食の始まりから終わりまでは外す(会話の際も着けない)」(40.0%)、「店内ではずっと外したまま」(11.7%)、「入店前からマスクはしない」(7.1%)の各項目は、いずれもこれまでの調査から約5ポイント増加。着用ルールの緩和に沿って、人々のマスク着用意識にも変化がみられる結果となった。
他の来店客については「食事をするとき以外はマスクを着けてほしい」が28.8%、「食事が始まったら、マスクは着けなくても気にならない」が36.8%だった。年代が上がるほどマスク着用を望む傾向が高くなった。
飲食店の感染対策として好ましいものは、「店内の換気」「店員のマスク着用」「席間隔の調整」がトップ3となった。
3月13日以降の外出時のマスク着用については「常に着用していたい」が35.0%、「必要な時は着用したい」が57.2%、「どのような場所や状況であっても着用したくない」が7.8%だった。
13日以降もマスクを着用したい理由では、「コロナがまだ完全には終息していない」が51.8%、「感染対策に有効だと思うから」が47.5%で全体のトップ2に。次いで「マスク生活に慣れてしまった」(34.6%)、「花粉症のため」(37.5%)――と続いた。20代は「マスク生活に慣れてしまった」が42.4%でトップだった。
調査は3月3〜5日、全国の20〜60代のぐるなび会員1000人を対象にインターネットで実施した。
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