屋内で人と接する可能性がある密な場面で、小中高生の90%程度がマスク着用を続けている―。国立成育医療研究センター(東京)が11日までに、こうした調査結果を発表した。体育の時間や屋外でも半数以上がマスクを着けていた。センターの担当者は、本人の意思での着用は問題ないとした上で「周りがマスクをしているからという理由も多い」と分析した。
新型コロナウイルス禍でのマスク着用は現在、個人が判断している。担当者は「着脱の判断や、その利点、難点に関して大人が子どもと対話する機会を設けることが大切だ」とも述べた。
小学6年生から高校2年生の計749人を対象に4~5月、調査した。
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