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Monday, November 20, 2023

初代タイガーマスク、12・7後楽園で力道山没後60年追悼興行開催…「力道山先生のスタイルを引き継ぐ…神様です」 - スポーツ報知

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初代タイガーマスクの佐山聡が主宰する「ストロングスタイルプロレス」(SSPW)は17日、都内で「初代タイガーマスク ストロングスタイルVol.27」(12・7後楽園ホール)の全対戦カードを発表した。

 今年は、日本にプロレスを広めた力道山が1963年12月15日に39歳で急逝してから60年。今大会は力道山の偉業をしのび「力道山先生没60年追悼興行」として開催する。第4試合後に追悼セレモニーを行う。

 会見で新間寿会長(88)は、中大時代に一般道場生として力道山道場へ入門した秘話を明かし「私は力道山先生とは口を利いたことはありません。声を聞き、そしてヘッドロック一発でもって土佐ノ花というレスラーを約30秒間、絞めつけてあっという間に気絶させてしまった力を目の当たりにして見て『力道山という人は本当にすごい人だな』。そういう思いを感じて大学4年まで力道山道場でトレーニングに励みました」と回想した。

 続けて「あの素晴らしい道場を私は経験したことだけで喜びでありました」と声を震わせ「そういう思いをみなさまに機会があるごとにお話をし続けたい」と明かしていた。その上で追悼興行へ「もう一度、力道山がどういう人だったかを目の当たりに見るような試合をやってもらいたい」と期待していた。

 佐山は、力道山について「試合は我々はビデオで見たりとかしか知りませんが、いろんなウワサ話は聞いています」と切り出し「今から4、5年前に(師匠のアントニオ)猪木さんと話した時に猪木さんが『受けないプロレスをやる。プロレスは打ったら受ける。それをやらなくしたのは俺なんだ』という話をしたんです。受ければいいプロレスではなく受けないプロレス」と振り返った。

 この猪木さんの言葉を受け、力道山の試合をビデオで見た時に「その(受けない)迫力が出せるやり方をやっていたのは力道山先生でした。それを猪木さんが受け継がれて我々が受け継いで、学芸会みたいな試合にさせないような形にしていく真の純粋たる第一歩が力道山先生の時代にあったと思います」と敬意を表し「これをある意味では、バカにして見る人もいますし、ある意味では真剣に見ている人たちもいます。我々は真剣に見る人でいたいと思います。力道山先生のスタイルをストロングスタイルで引き継いでいかなくてはいけないと思います。神様です」と誓っていた。

【12・7後楽園全対戦カード】

 ▼Wメインイベント SSPW女子タッグ王座初代王者決定トーナメント決勝戦60分1本勝負

ジャガー横田、藪下めぐみ vs タイガー・クイーン、梅咲遙

 ▼Wメインイベント レジェンド選手権60分1本勝負

王者・間下隼人 vs 関根“シュレック”秀樹

 ▼第4試合 タッグマッチ30分1勝負

スーパー・タイガー、船木誠勝 vs 村上和成、X

 ▼第3試合 3WAYマッチ30分1本勝負

ダーク・チーター vs 尾崎妹加 vs 櫻井裕子

 ▼第2試合 タッグマッチ30分1本勝負

日高郁人、阿部史典 vs 宮本裕向、佐藤光留

 ▼第1試合 30分1本勝負

網倉りな vs 石川奈青

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