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Friday, December 22, 2023

イーロン・マスク氏 2024年半ばまでにXで決済サービスを開始 - コインテレグラフ・ジャパン(ビットコイン、仮想通貨、ブロックチェーンのニュース)

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イーロン・マスク氏の「何でもアプリ」X(旧Twitter)は、2024年半ば頃にソーシャルメディア・プラットフォーム上でアプリ内決済サービスを開始する見込みだが、仮想通貨の統合は現在遠のいているようだ。

マスク氏が、12月21日のXのスペースでARKインベストのキャシー・ウッド氏に語ったところによると、いくつかの送金ライセンス申請が承認されるのを待ち、「来年半ば」には決済サービスが完全に開始される見込みだという。

マスク氏は、ソーシャルメディア・プラットフォームでの決済をもっと早く開始したかったが、官僚的なプロセスに阻まれたと語っている。

マスク氏は、送金ライセンス申請が却下される可能性のある「重大な問題」は認識していないと述べ、Xは必要書類をすべて提出するのが「少し遅れた」と付け加えた。

多くの仮想通貨ファンは、マスク氏のお気に入りの仮想通貨であるドージコイン(DOGE)やビットコイン(BTC)がXの決済システムの一部として統合するのではないかと期待していた。

しかし、テスラCEOはこれについて言及せず、デジタル資産について考える時間は「ほとんどない」と明かし、仮想通貨界隈の期待に水を差したようだ。

マスク氏が仮想通貨に無関心になったように見えるが、テスラは貸借対照表に1億4800万ドルのビットコインを保有しており、同社は顧客がドージコインで商品を購入できるようにしている。

2022年の報道では、マスク氏のトンネル建設会社ボーリング・カンパニーが、ラスベガスの交通システムでドージコインを使った支払いを顧客に許可し始めたことも報じられた

「仮想通貨について考える時間はあまりない。ほとんどまったく」とマスク氏は、自身の人工知能(AI)プロジェクトGrokが書いた質問に答えた。

しかしマスク氏は、お金やデジタル資産を「資源配分のためのデータベース」として想像していると説明し、国家主体が供給量を操作して通貨を堕落させようとしない限り、法定通貨は「実際には問題ない」と付け加えた。

AIの話題についてマスク氏は、Grok AIシステムの主な開発目標のひとつは、最も面白い大規模言語モデルにすることだと述べ、もしユーザーがAIに「下品なロースト」を頼んだら、その結果を楽しめるだろうと語った。

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン

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