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Thursday, May 23, 2024

消えた販売目標、テスラ年次リポートが裏付けるマスク氏のEV離れ - ブルームバーグ

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電気自動車(EV)大手、米 テスラの年次インパクトリポートから、いずれは年間2000万台を販売するとの目標が消えた。イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が経営の軸足をEVから自動運転車に移している兆候があらためて裏付けられた。

  2023年のリポートはこれまでと同様「できるだけ多くのテスラ製品を販売することで、化石燃料を衰退に追い込みたい」としているが、21年と22年のリポートとは異なり、2029年末までに目指す生産台数には言及しなかった。

  23日に発表された159ページの同リポートは、テスラが環境に与える影響や水の使用量、従業員への取り組みを網羅している。同社は2019年4月に最初のインパクトリポートを発表。サステナビリティー(持続可能性)に関する記録を自己申告する多くのS&P500種採用銘柄に加わった。

  同リポートは金属サプライヤーとの関係ついて、テスラの包括的な見解も示している。EVバッテリー需要や中国産自動車・バッテリーを対象とした新たな関税が話題になる中、強い関心を集めている。

テスラを飲み込むカオス、マスク氏はロボタクシーの夢に重点シフト

原題: Tesla Omits Goal to Make 20 Million Cars by 2030 From New Report(抜粋)

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