店内に並んでいるマスクメロン（豊橋市大崎町で）
メロンやスイカなど夏を代表する果物や旬の野菜を販売する大崎農園（中川明店長）の直売所が30日、豊橋市大崎町の国道２５９号沿いで今季の営業を始めた。
店内には、マスクメロンをはじめ、黄色の皮のイエローキングやプリンスメロンなどのウリ系メロン、ネット系のタカミメロン、スイカなどが並び、夏の味覚がそろう。
肥料や資材などが値上がり、生産コスト上昇などの影響で青果物の価格が全般に昨年より高くなっているが、大崎農園は市価より安い価格で提供。１玉でマスクメロンは２２００円（税込み）～、スイカが１８００円（同）～、イエローキングは６００円（同）～となっており、産地直売ならではの価格と新鮮さで消費者ニーズに応える。
今季は、３月の低温の影響を受けた果物もあるが、その後は気温が高く、朝夕と日中の温度差も大きく、糖度が十分に乗っているなど品質がいいという。
野菜は、タマネギやホワイトトウモロコシ、キャベツなどをそろえている。
直売所には午前中から、開店を待っていた買い物客が続々と来店。豊橋市内の夫婦は「例年、３、４回は買いに来て息子や友人に送っています」と話し、メロンなどを買い求めた。
メロンやスイカの試食会は今年も、個別のカップに入れて対応している。
中川茂代表は「物価高の中でも、直売所の開店をお客さんが待っていてくれ、ありがたいです」と話していた。
営業時間は午前９時～午後６時。年末まで無休。問い合わせは、大崎農園の直売所＝電話０５３２（25）３２４２＝へ。
イエローキングなどウリ系メロンも販売されている（同）
2024/05/31 のニュース
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