米Xは6月12日(現地時間)、X上での「いいね!」の非公開化を実施した。同社のエンジニアリングチームの公式Xアカウント(@XEng)が発表。これにより、他のユーザーの「いいね!」タブが見られなくなり、他人のポストについた「いいね!」も、誰がそれをつけたのか分からなくなった。
自分の「いいね!」タブは引き続き確認可能。ただし、Android版アプリでは自分の投稿についた「いいね!」が誰がつけたのか確認できなくなっており、Webブラウザ版やiOS版でのみ確認できる状態だ。Android版のユーザーは、Webブラウザ版から「ポストのエンゲージメントを表示」を押すことで確認できる。
今回の仕様変更についてエンジニアリングチームの公式Xは「多くの投稿に『いいね!』をすることで『For you』(おすすめ)のタイムラインがより充実したものになる」と説明。「いいね!」の内容によって、レコメンドされる投稿が変化するようだ。
この仕様変更を受け、日本のトレンド欄には「イーロン」「自分のツイート」「自分のポスト」「#いいね非公開」「自分の投稿」「ブラウザ版」「プライバシー」など、関連ワードが上位を占める事態に(日本時間13日午前10時40分時点)。その多くは「改悪だ」「本当に困る」「Twitterはイーロンのおもちゃじゃない」など不満の声が占めているようだ。
なお、マスク氏は「非公開にしてから『いいね!』が激増! 」とポスト。1週間前のデータと比べて「いいね!」の数が増加傾向にあることを示したグラフを投稿している。このデータを見た他ユーザーからは「公開された状態では『いいね!』を控えていたユーザーが現実にいたようだ」などと考察する意見が見られた。
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