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Wednesday, April 29, 2020

ポストにマスク…ん? 誰から? 「送り付け」全国で500件 消費者庁「注意を」 - 毎日新聞 - 毎日新聞

東京都内の女性宅のポストに入っていたマスク=女性提供(2020年4月28日)

 新型コロナウイルスの感染拡大によりマスクの品薄状態が全国で続く中、送り主が不明のマスクが自宅などに届く事例が相次いでいる。国民生活センターによると、全国で500件近く確認された。政府のマスク配布に便乗して、後になって代金を請求する「送り付け商法」の恐れもあるとして、関係機関が注意を呼びかけている。

 東京都内で1人で暮らす90代女性は4月22日朝、透明のビニール袋に入った使い捨てマスク4枚がポストに投函(とうかん)されていることに気付いた。1枚と3枚が別々の袋に入り、封はされず、宛名も住所も書かれていない。政府が全世帯に2枚配布する布マスクではなかった。念のため近所で確認したところ、町内会が配ったものでもなかった。不審に思った女性は警察に相談したが、誰がポストに入れたのかは分からないままだ。

 全国の消費生活センターには、同様の相談が2月から4月27日までに488件寄せられている。南関東の70代女性宅には身に覚えがない荷物が代引きで届けられた。女性が不審に思いながら約1500円を支払って箱を開けると、マスクが14枚入っていた。東北南部の40代男性宅に送られてきたマスク約30枚には請求書もなく、送り主は不明だという。

 相談件数は4月だけで388件と急増した。事後に金銭を請求された事例は確認されていないが、代引きのケースは十数件あった。

 国民生活センターによると、勝手に商品を送り付けて事後に料金を請求する送り付け商法には健康食品や化粧品などが使われてきた。担当者は「マスクについても後日に電話や書面で代金を請求される可能性がある。心配なら相談してほしい」と話す。

 特定商取引法は身に覚えのない商品が届いても代金を支払う必要はなく、14日間が経過すれば処分しても問題ないことを定める。代引きの場合は代金を取り返すのは難しく、消費者庁は「経緯が分からない場合は受け取りを拒否するのが鉄則」と注意喚起している。【岩崎邦宏】

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April 29, 2020 at 05:58PM
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