海外で脱マスクが進むなか、日本ではいつまでマスク生活が続くのでしょうか。東京都の小池知事は13日、ワクチン接種が進んだことを挙げて「どうすればコロナ対策で有効か、政府が統一的に発言してほしい」と注文を付けました。
新型コロナウイルスの感染者が増えています。
13日、東京都が確認した新型コロナウイルスの新たな感染者は4109人。6日の金曜日から1428人増えました。前の週の同じ曜日を上回ったのは7日連続です。
感染対策に大きな役割を果たしているマスクの着用について様々な意見が出ているなか、小池都知事は…。
小池都知事:「都民のみならず国民の皆さんの多くが非常に関心を持っている。科学的な知見が必要になってくる。どうすればコロナ対策として有効なのかということを統一的に政府としては発言、まとめて頂きたい」
一方、海外ではマスク着用義務の撤廃といった脱マスクが進んでいます。街の人は…。
7カ月の子どもを持つ母親:「外したいなと思うこともあるけど、マスクなしで(大丈夫でも)日本はなくならないんじゃないかと」
岸田総理大臣はマスクの着用は感染の予防策として大変、重要だと認識を示したうえで、こう述べました。
岸田総理大臣:「できる限り行動制限をせずに社会経済活動を回していきたいと思っているところであり、この時点においてマスクの着用を緩和するということ、これは考えていないというのがまず基本であります」
改めて現時点での見直しを否定しました。屋外でのマスク着用については…。
岸田総理大臣:「人との距離が十分取れれば、屋外でマスクを着用するということ、これは必ずしも必要ない。少なくとも2メートル以上という数字も挙げて距離を確保できている場合、マスクを外すこと」
学校現場でも変化が。小学校では授業でマスクを外す光景も見られました。感染予防のため、これまでできなかったリコーダー演奏や調理実習などが先月から行われています。
児童:「(Q.外で体育する時は(マスク)外していいと?)うん」「(Q.そういう時、忘れたりする?)めっちゃ忘れる。皆が外してなかったら1人だけ外すの『うっ』となるし、外しにくい」
子どもたちもマスク生活に慣れてしまったようです。ただ、なかなか着けるのが難しいのがもっと小さい子どもたちです。
7カ月の子どもを持つ母親:「(Q.子どもに着けさせる予定は?)2歳になったら頑張って着けさせたいが、ちょっと可哀想」
岸田総理は2歳以上の園児に対するマスク着用の奨励を見直すという一部報道について「政府として方針を決めた事実はない」と述べ、現時点で否定しました。
からの記事と詳細 ( 「マスク生活」日本はいつまで? 小池都知事が政府に“注文” - テレビ朝日 )
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