米配車大手ウーバー・テクノロジーズが4日発表した2022年1~3月期決算は純損益が59億3千万ドル(約7600億円)の赤字と、損失額が前年同期の1億800万ドルから膨らんだ。赤字は2四半期ぶり。需要回復が続いたものの、出資先の中国配車大手、滴滴出行(ディディ)などの株式評価損として約56億ドルを計上したのが響いた。
配車や料理宅配の需要の大きさを示す指標としているサービス利用総額は264億4900万ドルと前年同期より35%増えた。コスロシャヒ最高経営責任者(CEO)は「4月の配車利用額は全ての地域で(新型コロナウイルス禍前の)19年の水準を超えた」と説明した。(共同)
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