米ツイッターの買収をめぐり、同社が米電気自動車大手テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)を相手に起こした訴訟で、マスク氏側が反論の書面を裁判所に提出した。米メディアが15日報じた。ツイッターが迅速な審理入りを求めているのに対し、マスク氏は「不当な要求だ」として、審理を来年2月以降に遅らせるよう求めた。
4月に合意したマスク氏によるツイッターの買収をめぐっては、マスク氏が今月8日に買収撤回の意向を示した後、ツイッターがマスク氏に買収合意の履行を求めて提訴した。米メディアによると、ツイッター側は9月の審理入りを求めていたという。
マスク氏は、ツイッターが利用者の「5%未満」と公表してきた不正アカウントの計算方法を問題視しており、同社側が情報開示を拒否してきたと主張している。マスク氏は書面で、5月にツイッターから不正アカウントの調査方法の説明を受けた際、「いかに貧弱な手法かとあぜんとした」と批判。不正アカウントの問題は「ツイッターの企業価値の基礎となるものだ」として、精査するのに時間がかかると訴えた。(フェニックス=五十嵐大介)
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