故人のアカウントはいつでも消えゆく(写真:Jordan Vonderhaar、David Paul Morris/Bloomberg)
「まもなく15億のネームスペースを開放する」
Twitter社の現CEOであるイーロン・マスク氏が2022年12月9日にこんなつぶやきを投稿した。長期間ログインしていないTwitterの「休眠アカウント」の削除を示唆する内容だ。
イーロン・マスク氏のつぶやき(筆者撮影)
<Twitter will soon start freeing the name space of 1.5 billion accounts>
(Twitterは間もなく15億アカウントのネームスペースの解放を始める)
連投ツイートには「These are obvious account deletions with no tweets & no log in for years(当然ながら、それは何年も投稿やログインをしていないアカウントの削除を指す)」とあり、休眠アカウントの大規模な抹消を意図したメッセージだとわかる。
name spaceはTwitterアカウントの@以下の文字列である「スクリーンネーム」を指すと思われる。スクリーンネームはアカウントの抹消やネーム変更などで使われなくなると、30日間の保留期間を経て誰でも再取得できるようになる。
今回、正規の保留期間を経るのかはわからないが、少なくとも15億のアカウントが抹消の対象となっていて、抹消の暁には同量のスクリーンネームが解放されることが確定しているようだ。
ただ、その15億のアカウントには故人のアカウントが含まれている可能性がある。
数年前から前兆はあった
Twitter社が休眠アカウントの抹消を企図したのは今回が初めてではない。マスク氏が関与する以前の2019年11月、長く活動のないアカウントに対して一斉に「2週間以内にログインしないと抹消する」と警告メールを送ったことが知られている。当時これが明るみになると、Twitter社に批判が集まった。
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