[ワシントン 12日 ロイター] - ジャンピエール米大統領報道官は12日の記者会見で、バイデン政権医療顧問トップのアンソニー・ファウチ氏を米富豪イーロン・マスク氏が自身の買収したツイッター上でからかう投稿をしたことを巡り、「危険」で「嫌悪を覚える」とし、非難されるべき言動だと強調した。
マスク氏は週末に「私の代名詞は訴追しろ/ファウチだ」とツイートし、これが拡散すると「真実は共鳴する」とも書き込んだ。
ジャンピエール氏は投稿について「おぞましく、現実からも乖離している。われわれは非難し続けるし、そうした姿勢をことさらに明確にしていく」と発言。今月退任するファウチ氏の新型コロナウイルス大流行やその他の公衆衛生上の多くの問題への関わりを称賛した。
ファウチ氏は免疫学の専門官僚としてエイズや新型インフルエンザ、エボラ出血熱など公衆衛生上の危機に50年超にわたって取り組み、共和党のレーガン政権から7人の大統領に助言してきた。
しかし、トランプ政権では、同氏が新型コロナの死亡率を抑制するため提唱したワクチン接種や社会的距離確保やマスク着用が専門家には強く支持された一方、保守派や右派が猛反発。同氏はこれに忍従したが、殺害の脅迫を受けたことも明かしている。
共和党陣営は今年も、11月の中間選挙で米議会を支配できたらファウチ氏を取り調べると脅していた。
からの記事と詳細 ( 米大統領報道官、マスク氏のファウチ氏からかう投稿を強く非難 - ロイター (Reuters Japan) )
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