ある幸運なトレーダーは、イーロン・マスク氏が自身のツイッターのプロフィールを「チーフ・トロール・オフィサー」と変更した直後にミームコイン「TROLL」を購入し、わずか10日で1万ドルを100万ドルに増やしたことが分かった。
ブロックチェーンデータプロバイダーLookOnChainが引用したイーサスキャンのデータによると、このトレーダーは当時の価値で約1万ドルに相当する4.3ETHを19兆個のTROLLトークンに変換した。
In just 10 days, this trader turned $300 into $1.03M!
How did he do it?
After noticing that @elonmusk had changed his Twitter profile to "(CTO) Chief Troll Officer", this trader immediately withdrew 4.313 $ETH($10,113) from #Binance and spent 4.3 $ETH to buy 19.37T $TROLL.… pic.twitter.com/NWO7j4pyq4
— Lookonchain (@lookonchain) January 17, 2024
同日、トレーダーはTROLLトークンの9兆個分を売却して投資額を回収し、残りの10兆個のトークンを維持した。これは一時期、134万ドルの価値があった。価格はその後下落したが、現在の価格でTROLLトークンの保有分は依然として86万4000ドルの価値があり、初期の投資額から8540%の利益を上げている。
TROLLは昨年4月にローンチされたが、他のミームコインと同様に、短期間の価格急騰の後にほぼローンチ価格に戻った。しかし、1月9日にマスク氏がツイッターのプロフィールを変更したことで、トークンは3日間で15万%以上急騰した。
マスク氏はミームコインの価格に大きな影響力を与えることがある。2021年には、マスク氏のツイートをきっかけに当時のマスク氏お気に入りのミームコインであるドージコイン(DOGE)が急騰したことがあった。
マスク氏のAIプロジェクトから名を取ったミームコイン「GROK」が突如として人気のミームコインの1つになった。11月13日のピーク時には0.027ドルに達し、時価総額は約2億ドルになった。しかし、グロックに関連するさまざまなソーシャルメディアアカウントやウェブサイトが古いプロジェクトから再利用されたことを明らかになって、価格が急落した。
翻訳・編集 コインテレグラフジャパン
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