脱マスクへ 学校現場試行錯誤／弘前 by 陸奥新報 - 陸奥新報

kuebacang.blogspot.com 　新型コロナウイルス禍で過ごす３度目の夏を迎えている。弘前市内の学校では文部科学省、市教育委員会の通知に沿って熱中症予防を優先し、体育の授業や休み時間などにマスクを外すよう呼び掛けている。ただ、コロナの感染などを恐れ、着用を望む子どももおり、学校現場では「脱マスク」をめぐり試行錯誤が続く。
　「皆さん、マスクを外しましょう」。弘前市の松原小学校では、体育の授業の冒頭、マスクを外した担任教諭が児童にこう呼び掛けている。当初はマスクを外す子、マスクを顎まで下げる子、マスクを着けたままの子どもが混在したが、今ではほとんどの児童がマスクを外すようになった。菊池諭校長は「運動に夢中になっていると着けているのを忘れやすい」とし、「これから熱中症の危険性が高まるので、小まめな声掛けを徹底していく」とした。

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