日本将棋連盟は13日、マスク不着用を理由に公式戦で反則負けとなった佐藤天彦九段(34)から提出されていた不服申立書の主張を「いずれも採用できない」とする裁定結果を文書で発表した。佐藤九段は反則負けの取り消しと対局のやり直しを求めていた。
佐藤九段は昨年10月28日に行われた第81期将棋名人戦・A級順位戦(朝日新聞社、毎日新聞社主催)の永瀬拓矢王座(30)戦の終盤、約1時間にわたってマスクを着けていなかったため、着用を義務づける臨時対局規定に違反したとして反則負けになった。
佐藤九段は昨年11月に発表した不服申立書の中で、「一度も指摘しないまま反則負けとする判定は相当性を欠く」などと主張。これに対し、同連盟の常務会は「他の反則負けも『即反則負け』となる」とした上で、臨時対局規定について「注意・警告が反則負けの要件になるとの解釈を採用することは困難」と結論づけた。
また、同連盟は文書の中で…
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